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オハナシ A to Z 05. Weekly column A to Z
J 愛すべきキッチン小物のオハナシ

【Japanese tableware】和食器
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和食器和食器和食器和食器 20 歳すぎたころから和食器のとりこになり、陶芸教室(もちろん入門編)
に通ったり、和食器屋さんをめぐったりしていました。
和食器のよいところは、やはり「ぬくもり」があるところ。
お店で食器と目が合ってしまった場合、必ず手に取って
その子(食器)のぬくもりを確かめて対話するようにしています。

子どもの離乳食がはじまったとき、 第一に
「割ってしまってはタイヘン!! 」の自分勝手な思いが先走り、
迷わずプラスチックのトレーやコップを選んでいました。
けれど、いつも通っていた和食器屋さんのオーナーのシマダさんから
子どもの誕生祝いにと子ども用の小さなお箸を頂いて、
「そうだよね、子どもだって良いモノは良いんだよね」と考えを改めました。

「もしも、割ってしまったらしばらく立ち直れない…」ほどの食器は
やはり温存して(ホントに考えを改めたんだか…)
子どもにもぴったりの和食器は意外にあるものです。
そう、それは漆器たちです.漆器なら軽いし落としても滅多に割れないし、
子どもの和食・和食器入門にもピッタリです。
お味噌汁を食べるとき、お椀を両手に持って木のぬくもりに触れる姿は
なんとも感動的。

漆器の美しい朱の色や、陶器のもつ土の触感、なにより日本の食文化を
幼い頃からできるだけ子どもに知ってほしいなぁ…と願う今日この頃です。
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