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今までうちで「魔法瓶」といったら、外出に持っていく水筒ぐらいでした。 家の中で電気ポットだとかを使っていなかったのです。 特に必要性を感じていなかったこともあり、さして不自由はなかったのです。 でも今年の夏我が家にも魔法瓶のポットがやってきました。 夫が自分の実家を大掃除中に発見したのです。 夫の両親が「何でこんなものを…」と不思議がる横で 私たち夫婦はやったぁ！と大喜び。 何とも云えない時代を感じるデザインですが、なんだか新鮮、 でも昔いつも目にしていたような懐かしささえ覚えます。 大事に家に持ち帰り、得意の「重曹」パワーでピカピカに蘇らせました。 そして秋頃、冷たい番茶はもういいかな…という時期に、 あたたかい番茶がいつでも飲めるようにと、この魔法瓶に熱いお茶を 入れてみました。寒い日が続く今では毎日の欠かせない友です。 なんといっても驚いたのがその保温力。 朝入れた熱いお茶が、夜になっても湯気をたてて熱いままなのです。 ボタンを押せばお湯が出てくるわけでもなく、 沸かし直ししてくれるわけでもなく、全て手動の魔法瓶ですが、 ワタシにとっては、十分「魔法」の力を見せてくれる魔法瓶なのです。 |
