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| ロートレック、彼の名は知らなくても、絵を見ると『知ってる！』という人も多いはず。 そう、彼はムーランルージュの女達を、躍動感あふれる大胆なタッチで数多く描いている。 |
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| 私は、そんなロートレックの作品が大好きなのと、彼の生まれ故郷である アルビの街並みに魅かれ、ここへ来た。 アルビは建物が赤茶色のレンガで作られており、 『赤い街』と言われるほど、街並みが赤茶色で統一され、 それが木々の緑、タルン川のブルーグリーンと見事に合っている。 街にはロートレック美術館もあり、作品、建物、庭が大変素晴らしく、 『あぁ、アルビに来て良かった。。。』 心の底からそう思わせるフランスの田舎街なのだが、連日の猛暑の為、 思うように観光が出来ない。 そんな私の避暑スポットが教会！アルビには、サント・セシル大聖堂という 迫力満点の教会がある。外部は立派なレンガ作り、内部にはこれまた立派な壁画、 おまけに私が入った時、パイプオルガンの見事なコンサートが始まった♪ それを聞きながら、ロートレックもこの教会で心を静めていたのかなぁ…と、 当時のままの光景にロートレックに一歩近づいた気分になった。 しかし、外に出ると現実。暑い！！めちゃくちゃ暑い！！ いつも 1.5 リットルの水を抱えて観光をしていた自分を誉めてあげたい。 私のイメージとして、ロートレックとアルビの街には、 ゆっくり想いをはせられる秋が似合いそうだ。 |
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